ひとつの作品ができるまで
2008年 01月 03日
空耳流の作り方なので他の人がどうやって作っているかはわかりませんし、人それぞれかと思いますので参考程度に・・・。
1.採譜用にボーカルを抽出します。
使用するもの
・原曲
・原曲のオケ(カラオケ)
・歌声りっぷ
・DAWソフト
歌声りっぷで原曲とオケの差分を抽出します。
抽出したものは後でDAWに貼り付けて確認用に使用します。
DAWは私の場合、ACID Proを使用していますのでACID Proで。
試してみたい人は株式会社フックアップ ACID Pro6こちらから評価版がダウンロードできます。
2.採譜をする準備をします。
ACID Pro(以下ACID)を起動し、空のプロジェクトを作ります。
通常起動した際は前回編集していたものを自動で復元しますので、新規作成ボタンで空のプロジェクトを作ります。
表示メニューにあるエクスプローラにチェックを入れて、ACID内にエクスプローラ画面を出します。
1で準備したオケのフォルダを開き、ファイルをトラックエリアにD&Dします。
D&Dすると下のようなダイアログが出ます。
これはBeatMapperというもので、編集する上でのテンポを挿入しようとしているデータから取得するというとても便利な機能です。
できれば活用したいです。
あと、これはある程度までは自動的に検出してくれますが、精度は悪いので、メトロノームに合わせてダウンビートとテンポを調整します。
オケが終わったら次は1で抽出した差分をD&Dして同じことを繰り返します。
このとき、テンポはオケと同じになるよう調整し、ダウンビートでメトロノームに差分を合わせます。
BeatMapperが完了するとオケと差分の時間的な位置がずれていると思いますので差分の位置を左右に移動します。
このときに再生しながら合わせると合わせやすいと思います。
3.採譜というかVOCALOID登場
オケと差分(ボーカルのみ)がトラックに追加されたら次にVOCALOIDを起動してReWire動作の設定をします。
ACID側ではVOCALOIDに連動するようにミキサーにコントロールを追加します。
ソフトシンセの挿入というやつです。
あとは図のとおりバスや出力先を選択してVOCALOIDトラックに必要なエフェクトを挿入して準備完了です。
4.ボーカルのメロディー
オケのトラックをミュート状態にし、ボーカルのみを再生しながらVOCALOID側でノートを入力します。
再生・停止・移動はVOCALOID側で全てコントロールできるのでミキサーの調整が終わったらACIDは最小化してしまっても問題ありません。
5.確認
一通り入力したら、ACIDでオケのミュートを解除してボーカルをミュートにします。
再生して、違和感のある位置を都度修正します。
6.生成
完成したら、VOCALOID側でWAVEを生成します。
品質は44.1kHz16bMONOで十分かと思います。
7.合成
ACID側でVOCALOIDが生成したWAVEファイルをエクスプローラウィンドウからD&Dします。
このとき、BeatMapperが起動しますがキャンセルします。
→決まったテンポで入力したWAVEデータなのでBeatMapperは必要ありません。
トラックの挿入ができたら挿入したトラックのWAVE波形のプロパティを開き、位置とテンポを確認します。
種類:ビートマップ 元のテンポ:オケで設定したテンポ オフセット:0固定
8.バランス
エフェクトやミキサーのボリュームを調整して全体的なバランスを整えます。
9.完成
ファイルメニューのレンダリングでデータを生成して完成です。
後半がかなり手抜きになっていると思います。
不明なところは都度コメントでお願いします。
1.採譜用にボーカルを抽出します。
使用するもの
・原曲
・原曲のオケ(カラオケ)
・歌声りっぷ
・DAWソフト
歌声りっぷで原曲とオケの差分を抽出します。
抽出したものは後でDAWに貼り付けて確認用に使用します。
DAWは私の場合、ACID Proを使用していますのでACID Proで。
試してみたい人は株式会社フックアップ ACID Pro6こちらから評価版がダウンロードできます。
2.採譜をする準備をします。
ACID Pro(以下ACID)を起動し、空のプロジェクトを作ります。
通常起動した際は前回編集していたものを自動で復元しますので、新規作成ボタンで空のプロジェクトを作ります。
表示メニューにあるエクスプローラにチェックを入れて、ACID内にエクスプローラ画面を出します。
1で準備したオケのフォルダを開き、ファイルをトラックエリアにD&Dします。
D&Dすると下のようなダイアログが出ます。
これはBeatMapperというもので、編集する上でのテンポを挿入しようとしているデータから取得するというとても便利な機能です。
できれば活用したいです。
あと、これはある程度までは自動的に検出してくれますが、精度は悪いので、メトロノームに合わせてダウンビートとテンポを調整します。
オケが終わったら次は1で抽出した差分をD&Dして同じことを繰り返します。
このとき、テンポはオケと同じになるよう調整し、ダウンビートでメトロノームに差分を合わせます。
BeatMapperが完了するとオケと差分の時間的な位置がずれていると思いますので差分の位置を左右に移動します。
このときに再生しながら合わせると合わせやすいと思います。
3.採譜というかVOCALOID登場
オケと差分(ボーカルのみ)がトラックに追加されたら次にVOCALOIDを起動してReWire動作の設定をします。
ACID側ではVOCALOIDに連動するようにミキサーにコントロールを追加します。
ソフトシンセの挿入というやつです。
あとは図のとおりバスや出力先を選択してVOCALOIDトラックに必要なエフェクトを挿入して準備完了です。
4.ボーカルのメロディー
オケのトラックをミュート状態にし、ボーカルのみを再生しながらVOCALOID側でノートを入力します。
再生・停止・移動はVOCALOID側で全てコントロールできるのでミキサーの調整が終わったらACIDは最小化してしまっても問題ありません。
5.確認
一通り入力したら、ACIDでオケのミュートを解除してボーカルをミュートにします。
再生して、違和感のある位置を都度修正します。
6.生成
完成したら、VOCALOID側でWAVEを生成します。
品質は44.1kHz16bMONOで十分かと思います。
7.合成
ACID側でVOCALOIDが生成したWAVEファイルをエクスプローラウィンドウからD&Dします。
このとき、BeatMapperが起動しますがキャンセルします。
→決まったテンポで入力したWAVEデータなのでBeatMapperは必要ありません。
トラックの挿入ができたら挿入したトラックのWAVE波形のプロパティを開き、位置とテンポを確認します。
種類:ビートマップ 元のテンポ:オケで設定したテンポ オフセット:0固定
8.バランス
エフェクトやミキサーのボリュームを調整して全体的なバランスを整えます。
9.完成
ファイルメニューのレンダリングでデータを生成して完成です。
後半がかなり手抜きになっていると思います。
不明なところは都度コメントでお願いします。
by soramiloid
| 2008-01-03 22:01